「トラドス」「翻訳メモリ」はコストダウンのキーワードです。 特に書籍や取扱説明書などの何百ページもの文書を翻訳する場合は効果的です。

取扱説明書などではひとつの文書の中に、同じセンテンスが繰り返し登場してくることがあります。 全く同じセンテンスが2度も3度も登場して、2度目3度目のセンテンスにも同じ様に翻訳費用が発生するのはどう思いますか? 2度目3度目についてはタダにして欲しい!と思うのが普通の人の感覚です。 でも同じセンテンスが何度登場しているか瞬時にカウントするのは速読をマスターしている人でも至難の業です。

そこで登場するのが「トラドス」「翻訳メモリ」です。

翻訳支援ツールと呼ばれるパソコン用のソフトの代表作が「トラドス」です。 「翻訳メモリ」は翻訳支援ツールが利用するデータベースの総称で、翻訳の原文と訳文をセンテンスごとにペアにして登録します。

この「トラドス」を使うと、翻訳した訳文を「翻訳メモリ」に登録していくことが出来ます。 そして既に翻訳したセンテンスを翻訳しようとすると、その訳文を自動的にピックアップして、翻訳者に教えてくれるという便利な機能があります。

そしてこの「トラドス」は、1つの大量の文書を読み込み、複数回登場するセンテンスを見つけ出し、その数やそのワード数をレポートする機能があります。 このレポート機能を使うことで、翻訳すべきワード数が減らすことが出来ます。

文書内容や量によって様々ですが、数パーセントからときには30パーセントも減額されることがあります。